JAMES BOND STYLE HOME BACK


WRIST WATCH
本当のジェームズボンドモデルは?


AMES BONDの腕時計はROLEXの
“SUBMARINER”である。

初代ボンドのショーン・コネリーも原作どおり
“サブマリーナ”を左腕にし、1つのサブマリ
ーナを愛用していた。

この時計も幾度かスクリーンに大きく登場し、
ボンドファンの心をくすぐった。

では、いったいどのサブマリーナがショーン・
コネリーの使用したモデルなのか?
ジェームズ・ボンドモデルは存在するのか?

これには諸説あるようだが、本当のサブマリー
ナはどれなのか検証してみよう。
SUBMARINER-photo

検 証 (映画のシーン、書籍、雑誌より)
確 実 未確実 コメント
ケース リューズガードの無し リューズは8mmのBREVET ケースの見た目(厚さ)
は200m防水タイプの
ようだ
ダイヤル 文字は確認できないが
6時の蛍光の上に2行
書かれている
SUBMARINERの文字と防
水表記の位置が一般的
なタイプより下にある
通常、クロノメーター
の表記がある辺りに書
かれている
ベゼル 5分毎の刻みのみ ----- Ref.6200や初期のモデ
ルに見られるタイプ
時針 メルセデス針 秒針の蛍光は、現行の
ように小さいドット
針の色は多分ゴールド
ブレスレット 黒色の革ベルト、スト
ライプのキャンバス
----- -----


結 論
ューズが8mmのBREVETタイプだと仮定すると、200M防水の Ref.6538だと推測される。

分、多くの方々もすでにそうお考えであろうと思う。しかし、すでに40年近く経過していて資料が少ないこともあるが、いろいろな書籍を見ても同じと思われる時計を見つけることがいまだにできないことを考えると本当に市販されたモデルなのかと疑いたくなる。
ただ、ロレックスの場合は、同一モデルでもさまざまなパターンのものが見つかることを考えると、Ref.6538への移行期に存在したものなのかもしれない。
ちなみに、Ref.6538はクロノメーターである。しかし、ボンドモデルはダイヤルにクロノメーターの表記のない、クロノメーターの認定を受けていないモデルを使用している。

00M防水のRef.6536やそれより少し前のモデルに目を向けると、似ているものを見つけることが出来るのだが・・・。

●通説では、Ref.6538がサブマリーナ最初のクロノメーターとなっている。しかし、それ以前のモデルにもクロノメーターの認定を受けたモデルがあったかは定かでないようだ。


HOME BACK