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File No.017:ストライプの入ったナイロンストラップ

ストラップ    映画「ゴールドフィンガー」、「サンダーボール作戦」で、ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)が使用しているロレックス・サブマリーナにはそれまでの革ベルトでもノーマルなブレスレットでもなく、ストライプの入ったナイロンストラップが使用されています。
水中を潜らなければならないような任務を遂行する為にも当然のチョイスと言えばそのとおりです。ましてや「ゴールドフィンガー」では冒頭に水の中から登場し任務を成し遂げています。その後、ウェットスーツから白いタキシードに早変わりする訳ですが、一見不似合いなタキシード姿にナイロンストラップの時計もなぜか格好良いのです。
   で、実際にコネリーが使用していたストラップと見比べると、色合いやストライプのバランス、尾錠の形状が多少異なってはいますが、そこそこ似ており雰囲気はバッチリです。また、サブマリーナは通常20mm幅のベルト(ブレスレット)を使用しますが、このストラップは18mmとやや細く、映画同様にラグの部分のベルトを留めるスプリングピン(バネ棒)が少し見えるのが嬉しい限りです!
   僕が購入したストラップは、元々はNATO軍タイプと言えばよいのでしょうか?時計に通したベルトが腕にはめていないときにも落ちないようにベルトが二重構造になっているのもでした。映画を観ますとコネリーのものはUSタイプと言えば良いのかな?腰に巻くベルトのようなタイプのようですので、その二重構造になっている部分を切り取り、全体の長さを僕の腕に合うように短くしました。(コネリーのものは極端に短い)
聞くところによりますと、改造前のこのストラップはイギリス軍の正規軍用品で、ストライプタイプは海軍情報部の特別仕様ではないかとのことです。
   冬場の寒い時期は「Dr.NO」や「ロシアより愛を込めて」のように黒い革のベルトでよかったのですが、汗ばむ季節は革のベルトでは気持ち悪くまたベルトにもよくありません。我慢して革のベルトにしておくか、もしくはしかたなくブレスレットにするかしていましたが、これからはこのナイロンストラップで決まりです!


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