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File No.007: Yシャツ

photo0071 ンドンのターンブル&アッサーは最高級のシャツメーカーです。
その顧客は、政治家、財界人、ハリウッドスター・・・、といった錚々たる顔ぶれであり、その一人(?)がジェームズボンドなのです。

歴代のボンド(ショーンコネリー、ロジャームーア)は、ワイドスプレットのカラーに特徴のあるターンバックカフのシャツを着用していました。
そして、NEWボンドのピアースブロスナンも『Tomorrow Never Dies』ではターンブル&アッサー製のシャツを着ているようです。

ギリスではシャツはあくまでも下着だそうです。だからポケットはありません。日本人のようにYシャツの下にもう一枚シャツ(肌着)を着るようなことはないようです。
もちろん、ジェームズボンドも下着として着用しています。
原則として、紳士が人前で上着を脱ぐことはありえないという約束事があるようです。
ちょっと汗ばむ季節は、馴れていない日本人には気持ちが悪いかもしれませんが・・・。
また、素肌に直接着用するには、ゴワゴワしているイメージがあるのではないでしょうか?
私もターンブル&アッサーを着るまではそのように思っていました。しかし、このシャツは違います、シーアイランドコットンの肌触りは良く、袋縫いされた縫い目もゴワゴワしないので素肌に直接着用しても良いと思えます。
下着という認識で着用するには少々贅沢ですが、おすすめはジェームズボンドが着ていたというだけではないのです。

ーンブル&アッサー創業100年の歴史をファッション界の歴史と共に紹介されてます。
オープニングから「イギリス上流階級のためのお店」で始まるので、オーダーした自分が身の程知らずなのかと思ってしまいますが・・・。
この本の中にも歴代のボンド(ショーンコネリー、ロジャームーア)が愛用していたことが書かれています。
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The Story of Turnbull&Asser
ロンドン・ジャーミン街、英国王室御用達服装メーカーの百年
大谷幸三 著
この著書を一部参考にさせていただきました。


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