|
|
ブロスナンをイメージしてデザインされた《 BALLANTYNE 》のカシミアセーター。
商品名もそのまんまの《 BROSNAN 》。
「DAD」でアイスランドの敵施設に潜入し、グスタス・グレーヴスが北朝鮮のムーン大佐と知るシーンを飾っている。しかし高級なカシミアのセーターを着て敵の施設に潜入するなんてさすがはボンド。もっとも、過去にはウェットスーツの下に白のタキシードを着込んでいたこともあったっけ・・・。
しかも、潜入後にジャケット（工作用？）をご丁寧に脱ぎ捨てたりして、なんででしょう、脱ぐ必要があったのでしょうか？
まあそのことはさておいて、このセーターは40周年の余韻が残る4月に購入。すでに季節は春になっていたので着る機会もなく衣装ケースにたくさんの防虫剤と共に収納されてタンスの中へ、カシミアは虫に弱いので一度も着る前に食われて穴が開いたらという不安感に耐えながら約8ヶ月間、ようやく日の目を見るときがやってきた。
厚手でざっくりとしたリブ編みなのにとても軽くしなやかな着心地。でも、なんかこのセーター一般庶民の僕には中途半端で、高価なのにデザイン的にはカジュアルだからどんなときに着ようかなと。普段着るには少々もったいない気がして。やっとボンド気分に浸りながら着て歩ける季節を迎えたのに・・・。本当に日の目を見るときがくるのかな〜？
あ、そうそう、ボンドがこのセーターを着て潜入し上着も脱いだのは、僕みたいのがいるからだね。きっと。
|
|
|
